💭 2025年振り返り
年々、体力の衰えを感じていて「そろそろ課金して対策しないとかなぁ」と思い始めている今日このごろです
デザインシステムを頑張っていた
デザインシステムの構築に関わり始めてそろそろ 3 年目になるらしい。
コンポーネントライブラリもいろいろと充実してきて、今年はひとつの機能の画面全体をリデザインするという取り組みを行うこともあった。
画面全体が新しいデザインシステムを元にしたスタイルへ変わっていくのは、「ここまでできるようになったかぁ」と思う一方で、どうしてもリデザインになると情報設計からやり直したくなったりする。
しかし、これが結構罠で「あれもこれも」とやっているうちにスコープがデカくなりすぎて、結果的に全体の進行やスケジュールがよくわからなくなるなぁと感じた。
オンスケではあったものの、担当していない人間たちからみたら「アレっていつまでやってるんですかね?」と見られるようになってしまうのは、さまざまな面で信用を損なってしまうので、気をつけたいところ。
とくにアジャイルとかスクラムみたいな開発手法を採用していると陥りがち……というのが個人の感想だったりする。
「ちゃんとアジャイルとかスクラムデキてないということでは?」っていうツッコミはあるかもしれないけど、アジャイルもスクラムも何も知らない人間からするとそう見えるというのはよくあると思うんだよねぇ。他にもいろいろ思うことはあるんだけど。
コンポーネントライブラリが充実してきたと書いたけど、まだまだ道中ばで、予定しているけど着手できてないコンポーネントもたくさんあったので、そういったものを作ることに集中していた 1 年でもあった。
最近はとくに UI の要件を決めていくことが難しいコンポーネントを作る機会が多くなっているような気がする。
自分が担当しているプロダクトは御長寿で、ローンチされてから 13 年?とか経過しているサービス。
ひとつのコンポーネントのユースケースを取ってみても、ひとつの UI なのにさまざまな使われ方をしていてる。それをあらためて「この UI はなんのためのものだろう」というものを再定義していくことが難しく感じる。
シンプルかつ汎用的に使えるものをつくることの難しさというやつなのか。
大抵の場合は、ひとつの UI にたくさんの役割(機能ではない)を持たせすぎているところから起因してくる。
だから「この UI の役割を再定義します」として、一定の制約を設けて、なんとか要件に落とし込んでいく。そうすることによって検討事項をなるべく少なく、シンプルで汎用的に使える(とおもう)ものにしていく作業なのかな……と、自分は考えている。
作っていったコンポーネントを、既存の画面に置き換えていくのも、それぞれに苦心するところはあった。
あるあるだと思うが、新旧のスタイルが入り混じってしまって画面で統一感が損なわれてしまったり、違和感を生んでしまったりする。
なるべく違和感のないようなスタイルにするように気をつけているものの、どうしたって起こり得る事象だということは今まで散々に経験している。ので……ここ 1 年くらい(もしかしたらもっと前から言ってたかもしれないが)はツッコミをされても「過渡期なんで……」という祝詞をつけるようにしている。
「過渡期なんで」っていうと不思議とみんな引き下がってくれるので、我ながらなかなか良い言い訳を思いついたなと思う。
デザインシステムを作っていくことで大事なポイントは他にもある。
もしかしたら前にもどこかで書いたかもしれないが……やっぱり根気がいる作業が多いので、いろいろな覚悟が必要だと思った。
- 「デザインが揃ってなくない?」って言われても「過渡期なので……」といえる面の皮の厚さを持つ覚悟
- 根気よく議論したり、関係各所とのコミュニケーションをマメにしていく覚悟
- 年単位の長期戦を継続させていくことの覚悟(これは前にも書いたな)
- ドキュメントが大量にできていくので、それをムダなくかつちゃんと生きているドキュメントを維持するための覚悟
個人の感想だけど……デザインシステムって結構地味な仕事が多いので、そんなに憧れるようなキラキラしたものでもないな…と思う。
自分はそういう泥臭い作業が好きだし、コツコツやっていくのが楽しいので全然苦ではない。
なんなら最近の自己紹介は「業務内容な球拾いです」と話している。
入社時から、「誰もやりたがらない仕事を拾って、信頼貯金をためていく」を行動方針にしていて、溜まった貯金は「これ自分ひとりじゃどうにもならん〜〜〜〜だれか助けて〜〜〜〜」っていうときに一気に使い切るスタイルで仕事をしている。
とあるデザイナーに「ksm さんのポジションだったら、いわゆる俺が考えた最強のデザインシステムがやりやすいじゃないですか」と言われた。けど、自分はあんまりそういう自我はなくて、むしろ「この無法地帯を、この組織に合った運用体制を作ろうかなぁ」とか考えている。自分の理想より、組織の状態に合わせたほうが圧倒的に寿命は伸びる……と思うので。
あ、もしかしてこれがとあるデザイナーの言っていた「俺の考えた最強のデザインシステム」ってやつなのか?…………最強ではなくないか???なにもわからない。
コミュニティ活動
RubyKaigi 2025
詳しい話は💎 RubyKaigi2025 に行ってきた話にまとめてるので、そちらで。
所属企業がスポンサーとして出展していたので、旅費は会社で出してくれることになって大助かりだった。自費で行く気満々だったので、会社にはとくに何も言ってなかったのだけど……「せっかくだから申請してね」って言われたので、お言葉に甘えた。
で、会社員として何をしていたかと言うと、今年はブース出展ではなかったものの、ノベルティ配布テーブルにいろいろ置いても良いということだったので、いくつかノベルティを用意していた。
- 社員が着ていく T シャツ
- ステッカー
- ウェットティッシュ
社員が着ていく T シャツは、愛媛での開催ということもあってみかんをあしらったものを作った。といっても Procreate で 10 分くらいで描いたみかんのイラストに「つぶぞろい」と筆文字で描いた……同僚には「かわいい」と言っていただけて好評だったのでよかった( ˘ω˘)"
ウェットティッシュが、食べチョクさんのみかんスポンサーのお陰で早期完売状態になるw おもろw
ステッカーは作ったけどあまり持っていってもらえず……どこかで誰かが「そろそろ mac にステッカーを貼る文化もなくなってきたよね」って話していたのを思い出した。
確かに自分もここ数年は mac にステッカー貼ることってなくなったな……と思ったので、来年もノベルティを作る機会があったら、別のものを考えようと思った。
せり上がり Matz は今でも思い出すとめっちゃ笑う。
来年は函館アリーナって聞いて「宙を舞って登壇するのでは」とか Twitter で行ったら本人からリプがきた。おもろ。
本屋さんで購入した「伝わるコードレビュー」がとても良かったので、勢いでブログも書いた。
Kaigi on Rails 2025
今年もオーガナイザーとして参加。
といっても、本業の会社員が忙しすぎて、準備などはあまり関われなかった。
ただ、年々スポンサー数が多くなっていく(増えるのはとてもありがたい!ほんとうに!)ことにデザイナーが企業様のロゴを Web サイトや配信動画などに掲載するための準備にコストが加算できていて、作業が大変だったので…………今年はすこしスポンサーさんに協力してもらうための仕組みを考えたり準備するところを手伝ったりしていた。
あとはノベルティのデザインについて「アクセシビリティ的に問題ないか」などについてレビューなどさせてもらっていた。本業の方でアクセシビリティを考える機会が多くなっていて目と頭が慣れてきたので、まぁまぁ役に立てたのではないかな…………そうだといいな。
当日は、裏方で配信の映像チェックや SNS 配信を担当していた。
SNS 配信は昨年ほど手厚くはできなかったのは反省点だった(꒪ω꒪υ)
すっと控室にいて「しまださんにサインしてほしいんだけど行けない〜」って言ってたら、こたつ氏が島田さん連れて現れて、出張サイン会してくれたのありがたかった。
VueFes 2025
去年まで KOR と日程がダダ被りとか、ズレて入るんだけどちょっとその日程は忙しい(KOR の準備とかで)などで行けていなかった VueFes 2025 に初参加できたのが良かった。
初見未予習で参加したので、右も左もわからず……とりあえず同行してくれた同僚にピクミンしてセッションを聞いていた。
Vite Devtools ってめっちゃくっちゃすごいな……あとアンソニーが日本語で登壇していたの、偉業オブ偉業でスタンディングオベーションだった。
健康
健康面は本当にいろいろな課題を抱えた 1 年だった気がする。
大病を患ったわけではないのだけど、コロナ罹患以降は著しく体力が落ちていると感じている。
その影響なのか、プライベートでいろいろありすぎたのか、心当たりがありすぎて定かではないけど、メンタルの不調が続いたりした。
自分はコミュニケーションでひと悶着合ったりするとメンタルにキテしまう方なので、とにかく自分のご機嫌は自分で取ることを意識していた。……社会人だったらそれが当たり前なんだけど……自分のご機嫌を取るのって結構むずみ。メンタルが落ちているときはとくに難しい。
自分は休みの日はなるべく仕事のことは考えないようにして、FF14 の高難易度にチャレンジするという過ごし方をしていた。
高難易度はクリアしようと思うと、それなりに練習や予習と復習が必要になってくるものなので、良い気分転換になったし、コミュニケーションの上では学びも多かった。
とはいえ、ずっと整骨院でお世話になって、体をほぐしてもらっても体力はつかないので……来年はスポーツジムにでも課金しようかと思っている今日このごろ。
ラジオ体操は、苦ではないんだけど強制力がイマイチで、なかなか続かない……やはり課金という強制力が必要かもしれないと思った次第。
来年
来年もそこそこやりたいことはいろいろある。
- プロダクトチーム全体でデザインシステムの運用ができるような体制に持っていきたい
- 受験するかはあとで考えるとして、まずは知ろうと思って基本情報技術者試験の参考書を読んでみる
- 大迷宮バハムートを完全踏破したい(FF14)