🎧 Bose QuietComfort EarbudsはオンラインMTGに最適だった

イヤホンに投資するだけでQOLと生産性があがると思いました

そこまでギークではないと自負しているけど、昔からイヤホンにはどうしても金をかけてしまう。

大昔。
iPod mini(初代)が出た頃に、それまでMDウォークマンで音楽を聞いてたのだけど、iPod miniに切り替えた。J-POPやロック音楽は気にならなかったけど、映画やゲームのサントラ、音域が広い曲を聞くとひどい音割れに見舞われ、すごくショックを受けた。それからイヤホンに金をかけるようになったような気がする。
ちなみに音割れの原因はCDからACCファイルへの変換がうまくいっていないことだった。実はあまりイヤホンはあまり関係ない。
だとしても、やっぱりできる限りサントラはいい音で聞きたい……。

Boseのノイズキャンセルイヤホンの画像

Boseのノイズキャンセルイヤホンとの出会い #

コロナが流行る前の時期に努めていた先輩デザイナーが使っていたのがきっかけだった。

QuietControl 30 Wireless Headphones: ノイズキャンセリングイヤホン - ボーズユーザーサポートセンター

専用のアプリをスマフォにインストールすればノイズキャンセルレベルがぐりぐり調節できるというすごいヤツ。

ノイズキャンセルもすごくて、ホワイトノイズとか全然感じなかった。そとの音も一切聞こえない。声をかけられても肩を叩かれてやっと気づくレベル。
地下鉄のうるさい音もシャットアウトするくらいのカット力なので、歩行中はノイズキャンセルレベルを低くしないと危ない。

音については正直好みがあると思うので良し悪しについては、あまり触れない。
ドンシャリというわけでもなく高音低音しっかりだしてくれるので、フルオーケストラみたいな音に厚みのある曲を聞いていても満足する(自分は)。

打ち込み系の曲とは相性が良さそうだとおもう。

とても良い品なのだけれども、ひとつだけ困ったことがあった。
仕事しながらや通勤しながらでは気にならないのだけど、ウォーキングなどのアクティビティでは首に引っ掛ける輪がクルクルまわるので、落ちそうになるし、首にタオルとか巻いてるとこの輪が邪魔くさく感じた。
とくに運動中だと汗を書くので夏場とかは汗で輪がびっしょりしてしまって……ちょっとアレだなぁって思った。……潔癖というわけではないんだけど、気になる。

そしてフルワイヤレスのBose QuietComfort Earbuds #

Bose QuietComfort Earbuds | ボーズ

真っ先に感じたのは 「フルワイヤレス is 最高」 だと思った。
走ろうとも、転がろうとも(?)、落ちない。すっぽ抜けない。

専用アプリはQC30で使うものから新しいものになっていた。
ノイズキャンセリングは調節できるけど、前みたいにグリグリと自由に調節できないのはちょっと寂しい気もしたけど、タッチで切り替えできるので「まぁいいか……」という感じ。

音質に関してはQC30と大きく変わったところはないように感じる。

ここまではフルワイヤレスによって自由を手に入れたというだけにとどまる。

本題はここからで(前説長い……)最近、仕事のMTGでQCEを使った感想を書いていきたい。(Boseの回し者ではないし、なんならリンクだってアフィじゃない)

ノイズキャンセリングがすごいので聞くことに集中できる #

外の音が入ってくるとなかなかMTG相手の話を聞くため、耳に意識を向けないと集中しないといけないことがある。MTG後の疲労がハンパない。10分くらいデスクに突っ伏さないと回復しないときもある。

リモートで仕事していると特に顕著に感じることだけど、久しぶりにオフィスへ行って仕事していると、まわりの人の話し声を耳が無作為に拾ってしまってなかなか集中できないことがある。
手を動かすのがメインの作業であれば気にならないかもしれないが、ドキュメントをまとめたり、設計まわりなど考えることが中心の作業をしていると情報量が多くて、ひと仕事終えたあとの疲労感がすごい。
出社ワークしてたころは、多分周りの音と自分に向けられてる音を選定することに耳がなれていたんだと思うと、人間の耳ってすごいなって思うし、3年でここまで衰えるものなのか……と驚きを禁じえない。

「なんだか人の話し声が気になって、すごく疲れることがある」っていうひとにはオススメだと思う。

環境音をシャットアウトしてくれるマイクの指向性 #

これは最初気づかなかったことだけど、ある日、カフェで作業をしていて予期せずMTGの予定が入っていたときにはじめて知った。

カフェって、人の話し声に加えて環境音が入り乱れている場所でもある。食器がぶつかる音、椅子を引いたときの音、あげればキリがない。

MTGが始まるタイミングで「すみません、ちょっとカフェで作業してるんで周りの音入っちゃうかも……」とお断りを申し上げたら、「いや、全然静かなんで大丈夫ですよ」と言われて「え?」となった。
そのあともマイクをミュートにすることもなくMTGをしていても「ミュートにしてもらっていいですか」と言われることがなかったので、本当に周りの環境音は入ってなかったのだと思われる。

ではアドレスフリーなオフィスだったらどうだろうと思って試してみた。
結論から言うと「微妙」で、やっぱり人の声は拾ってしまうらしく、「周りの声入っちゃってる」と言われてマイクミュートしたことが数度あった。やはり万能ではないのだな……アドレスフリーでも、電話取引などしている人が多い席だと音を拾いやすいので、別のスペースへ移動するなどの工夫は必要そうだと思った。(もちろん、仕事のオンラインMTGは会話内容によっては部外者に聞かれるのはまずいもあると思うので、気をつけよう)

🍙 #

イヤホンとマイクは自分の生産性を上げるだけでなく、相手のためにもつながると思うので、投資する価値があるなと思った。